出生ホロスコープ 解釈のコツ(3)



ご自分でホロスコープを読んでみたい方に向けて

「出生ホロスコープ解釈のポイント」を、何回かに分けて連載しています。



今回(3)は、ハウスやアスペクトを含めて解釈するにあたっての考え方です。


 20160405



<出生ホロスコープ解釈の基本>

(1)天体+サイン・・・性質や志向を読む

(2)ハウス・・・どんな世界で(1)を発揮するかを読む

(3)アスペクト・・・(1)を発揮すると、どうなりやすいかを読む



◆天体+サインは【性質】。ハウスは【場所】。アスペクトは【結果】です。

◆天体=「何を」/サイン=「どのように」/ハウス=「どこで」/アスペクト=「どうなる」




star.gif <その1>性質や志向を読む(天体+サイン)

(1)の記事でも書いたとおり、まずは、

「天体+サイン」をしっかり解釈できるようにすることが最優先

だと思います。

つまり、【自分がどんな武器(性質)を持っているかを把握する】のです。




star.gif <その2>どんな世界で発揮するのかを読む(ハウス)

自分がどんな武器(性質)を持っているのかが把握できたら、次に、

【自分が持っている武器(性質)を、どこで発揮するのか=ハウスを把握します。

たとえば私の金星は蠍座で、3ハウスにあります。

「蠍座の性質を帯びた金星を持っていて、それを3ハウスで発揮するらしい」ということが分かります。



───ここまで(天体・サイン・ハウス)は、いわゆる《スペック》です。

どんな武器を持っていて(WHAT)、どこでその力を発揮するのか(WHERE)。

つまり、ここまでは、あくまでも静的な世界です。

スペックだけで、人物は実際には動いていません。

動いていない状態では、何も起こりません。

宝を持っていても、「宝の持ち腐れ」になります。

自分は強いぞ!と思っていても、実際に動かしてみると、そうでもないかもしれません。



私は競馬観戦が好きなので、競馬で喩えてみます(笑)。

競馬新聞に書いてある、それぞれの馬の情報は《スペック》ですよね。

おお!いい血統だな。気質は荒いが、爆発力はありそうだ。(天体+サイン)

2000メートル前後の中距離レース・芝コースでその力を発揮するらしい。(ハウス)

なるほど、コイツは勝てそうだぞ!


──と思っても、これらはあくまで《スペック》であって、

実際のレースで走ってみないことには、どうなるか分かりませんよね。


20160405-2.jpg

(ちなみに私、サイレンススズカの大ファンです笑)





star.gif <その3>発揮した結果、どうなるかを読む(アスペクト)

では、持っている武器(性質)を実際に使うと、どうなるか。

それがアスペクト。

静的なスペック(天体+サイン+ハウス)を、
動的にするのがアスペクトです。



具体的な例で書いてみます。

私の金星は蠍座で、3ハウスにあります。

「金星蠍座/3ハウス」という情報だけでも、

占星術師(読み手)によって多様な解釈があると思いますが、

ここでは、なるべく分かりやすいように解釈してみます。


◆天体=金星は、愛情・社交・趣味嗜好・喜び・美意識などを司る機能です。

◆サイン=蠍座は、狭く深く一極集中的な性質です。

◆ハウス=3ハウスは、言語活動・情報発信・コミュニケーション・近親者などを象徴する世界です。


ここまでを合わせると、

「狭く深く一極集中的な」
「愛情・社交・趣味嗜好・喜び・美意識を」
「言語活動・情報発信・コミュニケーション・近親者の世界で使う」


───そういう人物らしい。ということが分かります。

ここまでは人物情報。あくまでスペック。静的な世界です。

これを実際に使うとどうなるか、動的な結果がアスペクトになるわけです。

では、アスペクトを観てみましょう。

私の「金星蠍座/3ハウス」は、「土星乙女座/12ハウス」と、

90度(スクエア)のハードアスペクトを形成しています。

さあ、みなさまはどのように解釈しますか?




──たとえば金星を「趣味嗜好」の機能として捉えた場合、

「狭く深く一極集中的な」(蠍座)
「趣味嗜好を」(金星)
「言語世界で発揮する」(3ハウス)

──と解釈できますが、乙女座の土星が、強い圧力で、具体性や確実性や正確性を強要してくる


──みたいなことになるわけです。

アクションを起こした結果として、

狭く深く一極集中的な趣味嗜好が、具体性・確実性・正確性を伴いながら、言葉でアウトプットされる。

──という解釈ができます。(違う解釈もできますが、一例として)

実際に私は、

大好きな西洋占星術を(狭く深く一極集中的な趣味嗜好を)

ブログで(言語世界で)アウトプットしていますが、

土星から、強い圧力で、具体性・確実性・正確性を強要されているような感覚があります(笑)

もっと踏み込んで書くと、

私の「金星蠍座/3ハウス」は、土星と90度(スクエア)であると同時に、

MCとも180度(オポジション)を形成していますので、

趣味嗜好がそのまま仕事になりやすいんですね。



アスペクトは、0度60度90度120度180度の場合(メジャーアスペクト)を優先します。

それぞれの角度の詳細についてはそれぞれの記事で書いていますが、

端的に言うと

0度(コンジャンクション)であれば、天体同士が合体しますので、相乗的にエネルギーが強まります。



ソフトアスペクトであれば、天体同士が仲良く連携して、穏やかにスムーズに行きやすいでしょう。

60度(セクスタル)であれば、適度に刺激が加わりながら、スムーズに進みます。

120度(トライン)であれば、スムーズに行き過ぎるので、その効果を実感していない場合が多いでしょう。



ハードアスペクトであれば、天体同士の間に摩擦や葛藤が生じて、良くも悪くも強いエネルギーが加わります

90度(スクエア)であれば、自分の内側で摩擦や葛藤が生じ、強いエネルギーを生じます。

180度(オポジション)であれば、摩擦や葛藤によって生じた強いエネルギーが、外側に向けて発散されやすくなります。



アスペクトの解釈の仕方も、本当に人それぞれで、「正解」はないですが

ソフトアスペクト(60度/120度)は、ほど良く優しい力が加わる

ハードアスペクト(90度/180度)は、強い圧力や摩擦が加わる


──これだけでも、なんとな〜く、解釈できると思います。



先ほどの私の例で言えば、

「金星蠍座/3ハウス」に対して、乙女座の土星が、強い圧力をかけてくるということになります。




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60度(セクスタイル) 〜適度に刺激がある調和的な関係〜



こんばんは。miraimikuです。

アスペクトについてのリクエストをいただき、メジャー・アスペクトについて何回かに分けて書いています。

アスペクトとは、『ホロスコープ上で天体同士が形成する角度』のことです。

この記事では『セクスタイル=60度』についての概要を書きます。


セクスタイル=60度

“ohitsuji.jpg"
◆種類 :メジャーアスペクト/やや吉(ソフト)
◆二極 :同じ
◆三区分:異なる
◆四元素:調和(火と風/地と水)
◆ハウス:2つ離れる
◆意味 :調和






ホロスコープ上で、天体同士が60度の角度を形成する場合を『セクスタイル』と呼びます。

アスペクトについての記事でも書いたとおり、完全にピッタリ60度という状態は稀有で“誤差”が生じますが

前後5度までをオーブ(許容範囲)とするのが一般的です。


セクスタイル=60度の関係にある12サイン(12パターン)

◆男性星座同士のセクスタイル(火×風)
牡羊座と双子座(火と風/活動と柔軟)
双子座と獅子座(風と火/柔軟と不動)
獅子座と天秤座(火と風/不動と活動)
天秤座と射手座(風と火/活動と柔軟)
射手座と水瓶座(火と風/柔軟と不動)
水瓶座と牡羊座(風と火/不動と活動)

◆女性星座同士のセクスタイル(地×水)
牡牛座と蟹座 (地と水/不動と活動)
蟹座と乙女座 (水と地/活動と柔軟)
乙女座と蠍座 (地と水/柔軟と不動)
蠍座と山羊座 (水と地/不動と活動)
山羊座と魚座 (地と水/活動と柔軟)
魚座と牡牛座 (水と地/柔軟と不動)


↑たとえば、太陽が牡羊座・月が双子座の人は、『太陽と月がセクスタイル』ということになります。

恋愛相性を観る場合で言えば、たとえば自分(女)の金星が牡羊座で、相手(男)の火星が双子座の場合に『金星と火星がスクエアの相性』ということになります。


『適度に刺激がある調和的な関係』

オポジションは、二極と四元素で調和的(火と風/地と水)でありながら、三区分では不和の関係でした。

トラインは、二極も四元素も同じで、三区分でもバランスが取れた関係でした。

セクスタイルは、二極と四元素で調和的(火と風/地と水)であり、三区分でもバランスが取れた関係です。

(なんだかややこしいですね・・・?)



吉凶で言うとセクスタイルよりトラインのほうが吉角度とされますが、

個人的にはセクスタイルのほうが良いのではないか?と思ったりもします。

何故かというと、トライン同じエレメントの中で“内輪的に”盛り上がりすぎる傾向があるのに対して、

セクスタイルは、調和的である別のエレメントの資質が加わることによって、

適度な刺激が生まれる(活性化する)
だろうという観点からです。

(火なら風、地なら水、風なら火、水なら地)



少し踏み込んだ話になってしまいますが、

セクスタイルを形成している2つの天体それぞれに、

マイナーアスペクトであるクインカンクス(150度)を形成する天体がある場合、

その天体を頂点とした二等辺三角形を形成し、『ヨード』と呼ばれる複合アスペクトになります。

セクスタイルではソフトアスペクトですが、

『ヨード』を形成する場合はハードアスペクトになるので注意が必要です。

『ヨード』を形成する3つの天体が連結し、離れたくても離れられない膠着状態となるため、

“束縛の悪循環”と呼ばれたりします。


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120度(トライン) 〜内輪ネタで盛り上がる仲良しの関係〜



こんばんは。miraimikuです。

アスペクトについてのリクエストをいただき、メジャー・アスペクトについて何回かに分けて書いています。

アスペクトとは、『ホロスコープ上で天体同士が形成する角度』のことです。

この記事では『トライン(トリン)=120度』についての概要を書きます。

トライン(トリン)=120度

“ohitsuji.jpg"

◆種類 :メジャーアスペクト/吉(ソフト)
◆二極 :同じ
◆三区分:異なる
◆四元素:同じ
◆ハウス:4つ離れる
◆意味 :調和・安定・成功





ホロスコープ上で、天体同士が120度の角度を形成する場合を『トライン(トリン)』と呼びます。

アスペクトについての記事でも書いたとおり、完全にピッタリ120度という状態は稀有で“誤差”が生じますが

前後10度までをオーブ(許容範囲)とするのが一般的です。



トライン=120度の関係にある12サイン(12パターン)

◆火同士のトライン(男性星座同士)
牡羊座と獅子座(活動と不動)/獅子座と射手座(不動と柔軟)/射手座と牡羊座(柔軟と活動)

◆地同士のトライン(女性星座同士)
牡牛座と乙女座(不動と柔軟)/乙女座と山羊座(柔軟と活動)/山羊座と牡牛座(活動と不動)

◆風同士のトライン(男性星座同士)
双子座と天秤座(柔軟と活動)/天秤座と水瓶座(活動と不動)/水瓶座と双子座(不動と柔軟)

◆水同士のトライン(女性星座同士)
蟹座と蠍座(活動と不動)/蠍座と魚座(不動と柔軟)/魚座と蟹座(柔軟と活動)


↑たとえば、太陽が牡羊座・月が獅子座の人は、『太陽と月がトライン』ということになります。

恋愛相性を観る場合で言えば、たとえば自分(女)の金星が牡羊座で、相手(男)の火星が獅子座の場合に『金星と火星がトラインの相性』ということになります。



『内輪ネタで盛り上がる仲良しの関係』『居心地の良い関係』

オポジションのように真正面でもなく、スクエアのように死角(直角)でもなく、斜め(対角線)の位置関係です。

食事をするときに、円形のテーブルで斜め前に座ると話しやすいと思いますが、

そのようなリラックスした親和性のある位置関係です。



120度=トラインの角度にある天体同士は、

基本的にどちらも同じエレメント(火・地・風・水)のサインになり、三区分は異なります。

四元素の相性の記事でも書いたように、

同じエレメント同士は、考え方や価値観が同じで、とても相性が良い間柄です。

考え方や価値観は同じでありながら、行動パターンは違う(三区分は違う)ため、

『お、そういうやり方もあるのか!』という気づきや発見があり、発展性があります。

もともと持っている長所をさらに引き伸ばすことができる“相乗効果”が働く関係です。

特に、太陽と月がトラインの関係にある場合は、調和的で安定的な人柄であろうということが伺い知れます。



ただし、どうしても『同じ価値観の枠内での発展』にとどまります。

“内輪ネタ”で盛り上がってしまい、カルチャーショックのような『思いもよらぬまったく新しい風』は吹いてきません。

違和感なく居心地良く平和で快適で、なんの問題もありませんが、

なんの問題もないことが問題になるという見方もあるでしょう。

以心伝心で居心地はよいけれど、刺激がなくマンネリ化しやすいとか、

お互いに甘えてしまって努力しない(成長がない)とか、

平和ボケしていて打たれ弱いとか。



スクエアのような打たれ強さ、『衝突と葛藤によって激しいパワーが生み出される』ような事態は起こりません。

生きやすさ=安定感はバツグンですけれど!


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90度(スクエア) 〜異質同士の交じり合えない関係〜


こんばんは。miraimikuです。

アスペクトについてのリクエストをいただきましたので、メジャー・アスペクトについて何回かに分けて書きます。

アスペクトとは、『ホロスコープ上で天体同士が形成する角度』のことです。

この記事では『スクエア=90度』についての概要を書きます。


スクエア=90度

“ohitsuji.jpg"

◆種類 :メジャーアスペクト/凶(ハード)
◆二極 :異なる
◆三区分:同じ
◆四元素:不和
(火と水/地と風)or 普通(火と地/風と水)
◆ハウス:3つ離れる
◆意味 :不安定・障害・困難





ホロスコープ上で、天体同士が90度の角度を形成する場合を『スクエア』もしくは『矩(く)』と呼びます。

アスペクトについての記事でも書いたとおり、完全にピッタリ90度という状態は稀有で“誤差”が生じますが

前後10度までをオーブ(許容範囲)とするのが一般的です。


スクエア=90度の関係にある12サイン(12パターン)

◆活動宮同士のスクエア
牡羊座と蟹座(火と水) /蟹座と天秤座(水と風)
天秤座と山羊座(風と地)/山羊座と牡羊座(地と火)

◆不動宮同士のスクエア
牡牛座と獅子座(地と火)/獅子座と蠍座(火と水)
蠍座と水瓶座(水と風) /水瓶座と牡牛座(風と地)

◆柔軟宮同士のスクエア
双子座と乙女座(風と地)/乙女座と射手座(地と火)
射手座と魚座(火と水) /魚座と双子座(水と風)

↑たとえば、太陽が牡羊座・月が蟹座の人は、『太陽と月がスクエア』ということになります。

恋愛相性を観る場合で言えば、たとえば自分(女)の金星が牡羊座で、相手(男)の火星が蟹座の場合に『金星と火星がスクエアの相性』ということになります。


『異質同士の交じり合えない関係』

オポジションとスクエアは、ハードアスペクトととして一緒くたにされることも多いようですが、

個人的には、スクエアのほうが断然ハードだと思っています。

スクエアは、ホロスコープ上で、天体同士が死角にある状態です。

異質すぎて、お互いにお互いを視界に入れず、関わろうとしません。シカト状態です。

もし喧嘩をするとしたら、オポジションが真正面から正々堂々と衝突してくるのに対して、

スクエアは死角から、藪から棒に攻撃してくるイメージ。より険悪な感じです。



オポジションは、『二極が同じ=四元素で調和的でありながら、三区分で折り合わない』と書きました。

似ている部分があるからこそ、反発し合い、補完し合うこともある反面教師(合わせ鏡)の間柄オポジションでした。

それに対してスクエアは、二極も違うし、四元素でも三区分でも不和な間柄になります。

噛み合うところがない異質同士なのです。

四元素の相性の記事でも書きましたが、特に、『火と水』『地と風』で生じるスクエアは衝突が激しいと思います。

(牡羊座と蟹座、天秤座と山羊座、獅子座と蠍座、水瓶座と牡牛座、双子座と乙女座、射手座と魚座)



太陽と月がスクエアで、イメージしやすい例を挙げるなら、太陽が獅子座で月が蠍座の人。(太陽が蠍座で月が獅子座も同様)

どちらも強烈なパワーを持つサインですが、四元素で考えると火と水。

火は水を枯らし、水は火を消します。

お互いの良さを打ち消し合うような関係です。

また、三区分で考えるとどちらも不動宮で、どちらも譲りません。

これまたイメージしやすく説明してしまうと、

『見て見て!褒めて褒めて!』という“みんなに見てもらいたい”獅子座の太陽と、

『見られたくない。どう思われるかわかったもんじゃない』という“水面下で進めたい”蠍座の月が、

強烈なパワーでぶつかり合い、両者とも譲らない。

この太陽と月を持つ人は、自分の脳内でこの二つが常にぶつかり合っているようなものです。

つまり、自分の中で、激しい矛盾と葛藤が生じることになります。

見られたい/見られたくない。 褒められたい/中傷されたくない。

ああ、結局、自分はどうしたいんだ?と・・・。



こんなふうに、自分の中にスクエアを持つ人は、自分の中にまったく異質の人格が共存することになります。

常に激しい脳内会議をしていますが、表面的には飄々としていることが多く、苦悩や葛藤を表には出しません。

自分の中で抱え込み、自分の中で乗り越えようとする頑張り屋の人・根性のある人が多いのです。


ここまで書くと、大変そう・・・。

なんだか救いようがないような雰囲気ですが・・・。


大きな成功は、平和の中では生まれにくい。

『生みの苦しみ』とはよく言いますが、苦しみや葛藤が多ければ多いほど、そこから生まれる“光”があります。

スクエアは、異質同士が衝突・反発し合う関係ですが、そのエネルギーが大きな原動力となり、

平穏の中では乗り越えられないような逆境を乗り越えてしまったり、

普通では生み出せないような新しい価値観を生み出したりすることがあるのです。



いずれにしても、葛藤によって激しいパワーが生み出される角度です。

自分の中にスクエアがある場合、本人の中では大変かもしれませんが、

言葉では説明のつかない強い魅力(オーラ)を放っている場合が多いと思います。


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180度(オポジション) 〜好きなのになんかうまくいかない関係〜



こんばんは。miraimikuです。

アスペクトについてのリクエストをいただきましたので、メジャー・アスペクトについて何回かに分けて書きます。

アスペクトとは、『ホロスコープ上で天体同士が形成する角度』のことです。

この記事では『オポジション=180度』についての概要を書きます。

オポジション=180度

“ohitsuji.jpg"

◆種類 :メジャーアスペクト/やや凶(ハード)
◆二極 :同じ
◆三区分:同じ
◆四元素:調和(火と風/地と水)
◆ハウス:6つ離れる
◆意味 :緊張





ホロスコープ上で、天体同士が正反対の位置にある(向かい合う状態)=180度の場合を『オポジション』もしくは『衝(しょう)』と呼びます。

アスペクトについての記事でも書いたとおり、完全にピッタリ180度という状態は稀有で“誤差”が生じますが

前後10度までをオーブ(許容範囲)とするのが一般的です。


オポジション=180度の関係にある12サイン(6パターン)

◆牡羊座と天秤座(火と風/どちらも活動宮)
◆牡牛座と蠍座 (地と水/どちらも不動宮)
◆双子座と射手座(風と火/どちらも柔軟宮)
◆蟹座と山羊座 (水と地/どちらも活動宮)
◆獅子座と水瓶座(火と風/どちらも不動宮)
◆乙女座と魚座 (地と水/どちらも柔軟宮)

↑たとえば、太陽が牡羊座・月が天秤座の人は、『太陽と月がオポジション』ということになります。

(ちなみに太陽と月がオポジションの人は、満月の時に生まれた人です)

恋愛相性を観る場合で言えば、たとえば自分(女)の金星が牡羊座で、相手(男)の火星が天秤座の場合に『金星と火星がオポジションの相性』ということになります。


『好きなのになんかうまくいかない関係』『合わせ鏡の関係』

ホロスコープ上で、天体同士がお互いをまっすぐに睨み合っている・見張り合っている位置関係です。

お互いがお互いを見張っているので、身動きがしにくい緊張感があります。

たとえば相手と食事をするとき、真正面に座ると緊張感や圧迫感があってうまく話せなかったりしますよね。

そんなイメージです。



一般的には『凶角(ハード)』とされる角度ですが、

オポジションを形成している天体同士のサインに注目してみると、

必ず同じ二極で、『火と風(男性星座)』もしくは『地と水(女性星座)』の関係にあります。

つまり、サインの四元素の相性で考えると調和的な吉相性なのです。

たとえば、ご自身が牡羊座だとして、周りにいる天秤座の方を思い浮かべてみてください。

おそらく、ご自身から見て、好感を持つ人ではありませんか?



『凶角』とされる所以は、三区分が同じであるところにあるでしょう。

三区分が同じだと、行動パターンが同じだからこその衝突が発生します。

牡羊座と天秤座で考えれば、好きなものは近しいのですが、

どちらも活動宮ですので、どちらも自分のペースで動こうとします。

好きなものを手に入れるために、

牡羊座の方は個人で活動しようとし、天秤座の方は社交的に(周囲の顔色を見ながら)活動しようとします。

そこで折り合いがつかない部分が出てきたりするのですね。

ああ!気が合う!と好感を抱きやすい間柄なのですが、最終的に折り合いがつかない。

好感を抱きやすいからこそ、納得のいかないモヤモヤする感じがある。

そこにオポジションの関係性のもどかしさがあります。



このように、「正反対の位置にあるから真逆」ということではなく、

似ている部分があるからこそ、反発し合い、補完し合う(学び合う)こともあるのがオポジションの関係性です。

協力と対立を繰り返すシーソーのような関係、

いわば合わせ鏡の間柄(反面教師の間柄)と喩えることができます。

だからこそ、一概に『凶角』とは言い切れないアスペクトなのです。

子を見守る親、部下を見守る上司のようなイメージでしょうか。

気になって気になって仕方がない相手。真正面からついつい目で追ってしまう相手。

うまく連携できれば強力なパートナーとなり、対立してしまえば犬猿の仲となるような未知数の関係性です。

いずれにしても、お互いを強く意識し合う角度です。


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0度(コンジャンクション) 〜栄えるも滅びるも一緒の運命共同体〜



こんばんは。miraimikuです。

アスペクトについてのリクエストをいただきましたので、メジャー・アスペクトについて何回かに分けて書きます。

アスペクトとは、『ホロスコープ上で天体同士が形成する角度』のことです。

この記事では『コンジャンクション=0度』についての概要を書きます。


コンジャンクション=0度

“ohitsuji.jpg"

◆種類 :メジャーアスペクト/吉凶混合
◆二極 :同じ
◆三区分:同じ
◆四元素:同じ
◆ハウス:同じ
◆意味 :強調





ホロスコープ上で、天体同士が重なる状態=0度の場合を『コンジャンクション』もしくは『合(ごう)』と呼びます。

アスペクトについての記事でも書いたとおり、完全に重なるピッタリ0度という状態は稀有で“誤差”が生じますが

前後10度までをオーブ(許容範囲)とするのが一般的です。


『栄えるも滅びるも一緒の運命共同体』『一心同体の関係』

《 conjoin 》には『性的な結合』という意味があります。

つまり、コンジャンクションは天体同士のセックスです

0度=天体同士が重なっているわけですから、天体同士は基本的には同じサイン(星座)・同じハウスにあります。(※1)

たとえば太陽が牡羊座・月も牡羊座の人は、『太陽と月がコンジャンクション』ということになります。

(ちなみに太陽と月がコンジャンクションの人は、新月の時に生まれた人です)



コンジャンクションは最も強い影響力があるアスペクトとされていますが、

特に太陽と月のコンジャンクションは強いと言われます。

影響力が強いとして、それが“吉”なのか“凶”なのかは天体同士の組み合わせによって変わります。

基本的には、良くも悪くもそれぞれの天体の力・サインの性質が強調されるという関係性です。

強調されて際立つということは、“偏り”が出るということでもあります。

その“偏り”が強みになる場合もあれば、弱点になる(つぶれてしまう)場合もあります。

いずれにしろ、その“偏り”が個性になることには違いありません。

また、コンジャンクションしている天体同士が合体してしまうような強力な密着性があるため、

どの天体を使っているかの自覚はしづらい点があります。



たとえば、パッと思いつく例をいくつか挙げると・・・

◆太陽と月がコンジャンクションの人=表裏がなく素直でわかりやすい・個性がそのまま前面(顔)に出る

◆太陽と火星がコンジャンクションの人=猪突猛進・エネルギーの塊・ワンマン

◆太陽と冥王星がコンジャンクションの人=強烈な魅力・カリスマ性

◆月と金星がコンジャンクションの女性=女性らしく容姿端麗

◆金星と火星がコンジャンクションの人=性的魅力があって恋愛体質


・・・などなど。(詳しくはまた別の記事で・・!!)



もちろん、2つの天体同士だけとは限りません。

3つ・4つ・5つ・・・の天体がコンジャンクションになる場合もありえます。

この記事を書いている時点でパッと思いつく有名人は、Mr.Childrenの桜井さんと錦織圭選手です。

桜井さんは、太陽・月・水星・金星がコンジャンクション=魚座

錦織圭選手は、太陽・月・水星・金星・土星・天王星・海王星がコンジャンクション=山羊座




出生ホロスコープ上にコンジャンクションがあればあるほど個性が際立つと言いますか、

何かしら強い印象や存在感を持つ人が多いです。



ちなみに、木星と土星がコンジャクションになることを『グレートコンジャクション』と呼びます。

およそ20年に一度起こる現象で、社会の大きな変換期とされます。

このタイミングで生まれた人は、何か大きな使命(課題)を授けられてこの世に生誕したと言われています。


─────────────────────
(※1)かなり専門的に言えば、前後10度以内のオーブがありますので、
違うサイン(星座)でもコンジャンクションは起こりえます。
たとえば太陽が蠍座27度、月が射手座2度の場合など。
違うサイン(星座)でのコンジャンクションは『アウトオブサイン・コンジャンクション』と呼ばれます。
─────────────────────


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アスペクトについて



このブログでは、占星術の基本の基本(10天体12サイン12ハウス)を深めていこうと考えていますが、

占星術の重要な観点として【アスペクト】という考え方もあります。

(日本語では「座相」といいます)



アスペクトとは、『ホロスコープ上で天体同士が形成する角度』のことです。

0度〜180度の中で、天体同士がある特定の角度を形成した場合に、特別な意味を持つという考え方です。

アスペクトは、吉凶もしくは影響力の強さで、種類の分け方があります。


アスペクトの種類:吉角/凶角

一般的に、良い影響をもたらすとされる吉角ソフトアスペクトもしくはイージーアスペクトと呼びます。

逆に、悪い影響をもたらすとされる凶角ハードアスペクトもしくはディフィカルトアスペクトと呼びます。

ただし、ソフト(イージー)が必ずしも良いとは言えず、

ハード(ディフィカルト)だからこそ、葛藤が生じるからこそ、強烈なパワーを発揮する場合もあります。



アスペクトの種類:メジャー/マイナー

特に影響力が強いとされる重要な角度をメジャー・アスペクト(第1種座相)と呼び、

それ以外をマイナー・アスペクト(第2種座相・第3種座相)と呼びます。

メジャー・アスペクト(第1種座相)については確定的ですが、

マイナー・アスペクトについては、第2種なのか第3種なのか、占術する人によって曖昧なところがありますので、

このブログではメジャー・アスペクト(第1種座相)についてのみご紹介したいと思います。


<メジャー・アスペクト> ※影響力が強い順

star.gifコンジャンクション=0度(吉凶混合)(詳しくはこちらへ)
star.gifオポジション=180度(やや凶)(詳しくはこちらへ)
star.gifスクエア=90度(凶)(詳しくはこちらへ)
star.gifトライン(トリン)=120度(吉)(詳しくはこちらへ)
star.gifセクスタイル=60度(やや吉)(詳しくはこちらへ)

それぞれの詳細については、別の記事で書きたいと思います。



オーブ

オーブとは、『許容できる誤差の範囲』のことです。

ここまでで既にお気づきかもしれませんが、

実際のホロスコープ上で、アスペクトがキリのいい角度になっていることはほとんどないと言っても過言ではないでしょう。

きっかり180度とか90度になることは非常に稀だということです。

そこで、オーブという“許容幅”を持たせるのですね。

オーブの度数は一定ではなく、メジャーアスペクトほど寛容に、オーブを広く観ることが多いようです。

諸説ありますが、一般的には、

◆メジャーアスペクトであれば±5度(前後10度幅)
◆マイナーアスペクトであれば±2.5度(前後5度幅)


の誤差を許容すると言われています。

誤差の少ないものを「タイト」、大きいものを「ルーズ」もしくは「ワイド」と呼びます。

もちろん、誤差の少ない「タイト」なアスペクトほど重要視されます。



ノーアスペクト

どの天体ともアスペクトを形成していない、独立した天体の状態『ノー・アスペクト』と呼びます。

つまり、“一匹狼”の天体のことです(笑)。

孤立してしまっておとなしくなるか、どこまでも突き進んで暴走するか。

機能しないか、過度に機能するか。

いずれにしても、珍しい状態であることには違いありません。


<関連記事>
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