こんばんは。miraimikuです。
明日は7月7日、七夕です。
お子様がいらっしゃる家庭にとっては、一大イベントですね(^^)
「星」の存在感が薄い国・日本において
めずらしく夜空を意識するイベントなので、嬉しいです(^^)


日本では五節句のひとつになっている七夕、別名《笹の節句》。
旧暦では8月になるため、有名な仙台の七夕祭りも8月に行われます。
七夕の伝説はもともと中国から伝えられたもので、
物語の主人公は、年に一度しか会うことができない二人、
牛飼いの牽牛(彦星)と機織の織女(織姫)。
西洋占星術的に言えば、
彦星はわし座のアルタイル。
織姫はこと座のベガ。
天の川(銀河)をはさんで向かい合うように位置していて、
はくちょう座のデネブを含め、
夜空に光る【夏の大三角形】と呼ばれています。

※画像引用元:ウィキペディア
彦星(わし座のアルタイル)と織姫(こと座のベガ)を隔てている天の川(銀河)は、
英語では「ミルキーウェイ(Milky Way)」と呼ばれますよね。
天の川がミルキー?ミルク?なんで??
──そう思いませんか?
星座や惑星の名前(由来)はギリシャ神話にありますが、
天の川「ミルキーウェイ(Milky Way)」の由来も、ギリシャ神話にあります。
登場人物は3人。
全知全能の神ゼウス。その正妻ヘラ。そしてゼウスの愛人の子・ヘラクレスです。
正妻ヘラの母乳には、飲むと不死身になれる効能がありました。
愛人との間に出来た子・ヘラクレスを不死身にしたかったゼウスは、
正妻ヘラが眠っている隙に、その母乳を吸わせようとしました。
けれども、ヘラクレスの乳を吸う力が強すぎて、痛みで目を覚ました正妻ヘラは激怒。
(当たり前ですがね・・・

赤ん坊であるヘラクレスを突き飛ばしました。
その勢いで飛び散った母乳が天に広がって「ミルクの道」になったそうです。
(尋常じゃない量の母乳ですね!!)
ギリシャ神話は、スケールの大きな「神」や「宇宙」が題材になるわりには、
物語のエピソードとしては意外と“陳腐”だったりします。
(こんなこと言ったら怒られそうですが)
やたら生活感があるというか、人間臭いというか。
でもそのコントラストがまた、面白いな〜と思うところだったりします。
ウェザーニュースさんの調査によると、
自分の目で天の川を見たことがある人は55%(12874人中)。
また、ウェザーニュースさんでは、7月7日(木)21時~23時にかけて、
北海道の七夕の夜空を生中継するそうです。ご興味ある方はぜひ。
ここからは、天の川の美しい写真をお届けします。
引き離されてしまった彦星と織姫に思いを馳せるもよし、
膨大な「母乳」に思いを馳せるもよし(笑)。
七夕の夜、少しでも、夜空や宇宙を感じていただけたなら嬉しいです。
※写真はすべて、NASA(Astronomy Picture of the Day Archive)から集めています

Milky Way Over Quiver Tree Forest

Milky Way Over Piton de l’Eau

The Galaxy Tree

Milky Way over the Pinnacles in Australia

Milky Way and Stone Tree

Milky Way over Devils Tower

Southern Craters and Galaxies

The Milky Trail

The Milky Way over the Seven Strong Men Rock Formations

The Milky Way from a Malibu Sea Cave
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