こんにちは。miraimikuです。
ご自分でホロスコープを読んでみたい方に向けて
「出生ホロスコープ解釈のポイント」について、何回かに分けて連載していきます。
今回は、個人の出生ホロスコープを総合的に解釈するにあたっての前提です。
個人の出生ホロスコープを総合的に解釈するにあたっては
10天体・12サイン・12ハウス・アスペクト が、基本要素になります。
(それぞれの概要については、それぞれの記事に書いています)
この4つの基本要素を組み合わせながら総合的にリーディングしていきますが、
慣れないうちは、非常に混乱すると思います。

特に、たとえば、グランドクロス や グランドトライン、「Tスクエア」や「小三角」など、
強めの「複合アスペクト」があったりすると
うわあ〜!あるあるある!!
もう、そこしか目に入らなくなってしまいがちです。
一方で、「観ようと思えばいくらでも観れてしまう」のがホロスコープ。
「キロン」やドラゴンヘッドやリリスやヴァーテクスや・・・
天体だけではなく【占星点】や【小天体=小惑星】まで含めて、
すべての感受点を解釈しようとすると、本当にワケが分からなくなります。
すべての感受点を「知識のまま」解釈しようとすると、あちこちで矛盾が発生しますし
(そもそも、「矛盾だらけの個人の人格」を読んでいくわけですが)
とにかく、混乱しまくります。
出生ホロスコープは「自己理解を深めること」が目的 だと思いますが、
それでは本末転倒(逆効果)になってしまいますので、ある程度の<割り切り>が必要です。
オーブがタイトなものを優先し、
キーとなっていそうなアスペクトを見極めることが大切だと思います。
占星術師によって(読む人によって)どこにフォーカスするか、どう解釈するかは本当にさまざまですし
私自身、まだまだ発展途上ですが
個人の出生ホロスコープを総合的に解釈するにあたっての前提を
以下、3つのポイントでまとめてみます。

「10天体+12サイン」を最優先する。
【占星点】や【小天体=小惑星】は、補足程度に読む。
まずは、「10天体+12サイン」をしっかり解釈できるようにする。
12サイン(12星座)よりも【ハウス解釈】を重要視する方は多いですが
個人的には、
12サイン(12星座)をとことん掘り下げることが何より大事で、
12サイン(12星座)こそが占星術の基本になると思っています。
( こちらの記事も合わせてご参考ください )

天体+サインをしっかり押さえた上で、次のことを意識して読む。
(1)天体+サイン・・・性質や志向を読む
(2)ハウス・・・どんな世界で(1)を発揮するかを読む
(3)アスペクト・・・(1)を発揮すると、どうなりやすいかを読む
◆天体+サインは【性質】。ハウスは【場所】。アスペクトは【結果】です。
◆天体=「何を」/サイン=「どのように」/ハウス=「どこで」/アスペクト=「どうなる」

【自分の軸=信念】を持つ。
ホロスコープに振り回されるのではなく、
どんなホロスコープを読むに当たってもブレない軸=自分だけのルールを持つ。
たとえば「オーブは5度以内」とか、「私は誰が何と言おうとドラゴンヘッドを重視する」とか、
<自分の中での決め事>を作る。
どういう順番で見ていくかも、常に決めておいたほうが良いと思います。
──以上はあくまで私個人の考え方ですが、次回(2)につづきます。
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