90度(スクエア) 〜異質同士の交じり合えない関係〜


こんばんは。miraimikuです。

アスペクトについてのリクエストをいただきましたので、メジャー・アスペクトについて何回かに分けて書きます。

アスペクトとは、『ホロスコープ上で天体同士が形成する角度』のことです。

この記事では『スクエア=90度』についての概要を書きます。


スクエア=90度

“ohitsuji.jpg"

◆種類 :メジャーアスペクト/凶(ハード)
◆二極 :異なる
◆三区分:同じ
◆四元素:不和
(火と水/地と風)or 普通(火と地/風と水)
◆ハウス:3つ離れる
◆意味 :不安定・障害・困難





ホロスコープ上で、天体同士が90度の角度を形成する場合を『スクエア』もしくは『矩(く)』と呼びます。

アスペクトについての記事でも書いたとおり、完全にピッタリ90度という状態は稀有で“誤差”が生じますが

前後10度までをオーブ(許容範囲)とするのが一般的です。


スクエア=90度の関係にある12サイン(12パターン)

◆活動宮同士のスクエア
牡羊座と蟹座(火と水) /蟹座と天秤座(水と風)
天秤座と山羊座(風と地)/山羊座と牡羊座(地と火)

◆不動宮同士のスクエア
牡牛座と獅子座(地と火)/獅子座と蠍座(火と水)
蠍座と水瓶座(水と風) /水瓶座と牡牛座(風と地)

◆柔軟宮同士のスクエア
双子座と乙女座(風と地)/乙女座と射手座(地と火)
射手座と魚座(火と水) /魚座と双子座(水と風)

↑たとえば、太陽が牡羊座・月が蟹座の人は、『太陽と月がスクエア』ということになります。

恋愛相性を観る場合で言えば、たとえば自分(女)の金星が牡羊座で、相手(男)の火星が蟹座の場合に『金星と火星がスクエアの相性』ということになります。


『異質同士の交じり合えない関係』

オポジションとスクエアは、ハードアスペクトととして一緒くたにされることも多いようですが、

個人的には、スクエアのほうが断然ハードだと思っています。

スクエアは、ホロスコープ上で、天体同士が死角にある状態です。

異質すぎて、お互いにお互いを視界に入れず、関わろうとしません。シカト状態です。

もし喧嘩をするとしたら、オポジションが真正面から正々堂々と衝突してくるのに対して、

スクエアは死角から、藪から棒に攻撃してくるイメージ。より険悪な感じです。



オポジションは、『二極が同じ=四元素で調和的でありながら、三区分で折り合わない』と書きました。

似ている部分があるからこそ、反発し合い、補完し合うこともある反面教師(合わせ鏡)の間柄オポジションでした。

それに対してスクエアは、二極も違うし、四元素でも三区分でも不和な間柄になります。

噛み合うところがない異質同士なのです。

四元素の相性の記事でも書きましたが、特に、『火と水』『地と風』で生じるスクエアは衝突が激しいと思います。

(牡羊座と蟹座、天秤座と山羊座、獅子座と蠍座、水瓶座と牡牛座、双子座と乙女座、射手座と魚座)



太陽と月がスクエアで、イメージしやすい例を挙げるなら、太陽が獅子座で月が蠍座の人。(太陽が蠍座で月が獅子座も同様)

どちらも強烈なパワーを持つサインですが、四元素で考えると火と水。

火は水を枯らし、水は火を消します。

お互いの良さを打ち消し合うような関係です。

また、三区分で考えるとどちらも不動宮で、どちらも譲りません。

これまたイメージしやすく説明してしまうと、

『見て見て!褒めて褒めて!』という“みんなに見てもらいたい”獅子座の太陽と、

『見られたくない。どう思われるかわかったもんじゃない』という“水面下で進めたい”蠍座の月が、

強烈なパワーでぶつかり合い、両者とも譲らない。

この太陽と月を持つ人は、自分の脳内でこの二つが常にぶつかり合っているようなものです。

つまり、自分の中で、激しい矛盾と葛藤が生じることになります。

見られたい/見られたくない。 褒められたい/中傷されたくない。

ああ、結局、自分はどうしたいんだ?と・・・。



こんなふうに、自分の中にスクエアを持つ人は、自分の中にまったく異質の人格が共存することになります。

常に激しい脳内会議をしていますが、表面的には飄々としていることが多く、苦悩や葛藤を表には出しません。

自分の中で抱え込み、自分の中で乗り越えようとする頑張り屋の人・根性のある人が多いのです。


ここまで書くと、大変そう・・・。

なんだか救いようがないような雰囲気ですが・・・。


大きな成功は、平和の中では生まれにくい。

『生みの苦しみ』とはよく言いますが、苦しみや葛藤が多ければ多いほど、そこから生まれる“光”があります。

スクエアは、異質同士が衝突・反発し合う関係ですが、そのエネルギーが大きな原動力となり、

平穏の中では乗り越えられないような逆境を乗り越えてしまったり、

普通では生み出せないような新しい価値観を生み出したりすることがあるのです。



いずれにしても、葛藤によって激しいパワーが生み出される角度です。

自分の中にスクエアがある場合、本人の中では大変かもしれませんが、

言葉では説明のつかない強い魅力(オーラ)を放っている場合が多いと思います。


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