こんばんは。miraimikuです。
アスペクトについてのリクエストをいただき、メジャー・アスペクトについて何回かに分けて書いています。
アスペクトとは、『ホロスコープ上で天体同士が形成する角度』のことです。
この記事では『セクスタイル=60度』についての概要を書きます。
セクスタイル=60度

◆種類 :メジャーアスペクト/やや吉(ソフト)
◆二極 :同じ
◆三区分:異なる
◆四元素:調和(火と風/地と水)
◆ハウス:2つ離れる
◆意味 :調和
ホロスコープ上で、天体同士が60度の角度を形成する場合を『セクスタイル』と呼びます。
アスペクトについての記事でも書いたとおり、完全にピッタリ60度という状態は稀有で“誤差”が生じますが
前後5度までをオーブ(許容範囲)とするのが一般的です。
セクスタイル=60度の関係にある12サイン(12パターン)
◆男性星座同士のセクスタイル(火×風)
牡羊座と双子座(火と風/活動と柔軟)
双子座と獅子座(風と火/柔軟と不動)
獅子座と天秤座(火と風/不動と活動)
天秤座と射手座(風と火/活動と柔軟)
射手座と水瓶座(火と風/柔軟と不動)
水瓶座と牡羊座(風と火/不動と活動)
◆女性星座同士のセクスタイル(地×水)
牡牛座と蟹座 (地と水/不動と活動)
蟹座と乙女座 (水と地/活動と柔軟)
乙女座と蠍座 (地と水/柔軟と不動)
蠍座と山羊座 (水と地/不動と活動)
山羊座と魚座 (地と水/活動と柔軟)
魚座と牡牛座 (水と地/柔軟と不動)
↑たとえば、太陽が牡羊座・月が双子座の人は、
『太陽と月がセクスタイル』ということになります。
恋愛相性を観る場合で言えば、たとえば
自分(女)の金星が牡羊座で、相手(男)の火星が双子座の場合に
『金星と火星がスクエアの相性』ということになります。
『適度に刺激がある調和的な関係』
オポジションは、二極と四元素で調和的(火と風/地と水)でありながら、三区分では不和の関係でした。
トラインは、二極も四元素も同じで、三区分でもバランスが取れた関係でした。
セクスタイルは、二極と四元素で調和的(火と風/地と水)であり、三区分でもバランスが取れた関係です。
(なんだかややこしいですね・・・?)
吉凶で言うとセクスタイルよりトラインのほうが吉角度とされますが、
個人的にはセクスタイルのほうが良いのではないか?と思ったりもします。
何故かというと、トラインが同じエレメントの中で“内輪的に”盛り上がりすぎる傾向があるのに対して、
セクスタイルは、調和的である別のエレメントの資質が加わることによって、
適度な刺激が生まれる(活性化する)だろうという観点からです。
(火なら風、地なら水、風なら火、水なら地)
少し踏み込んだ話になってしまいますが、
セクスタイルを形成している2つの天体それぞれに、
マイナーアスペクトであるクインカンクス(150度)を形成する天体がある場合、
その天体を頂点とした二等辺三角形を形成し、『ヨード』と呼ばれる複合アスペクトになります。
セクスタイルではソフトアスペクトですが、
『ヨード』を形成する場合はハードアスペクトになるので注意が必要です。
『ヨード』を形成する3つの天体が連結し、離れたくても離れられない膠着状態となるため、
“束縛の悪循環”と呼ばれたりします。
<関連記事>
▶︎アスペクトについて
▶︎0度(コンジャンクション) 〜栄えるも滅びるも一緒の運命共同体〜
▶︎60度(セクスタイル) 〜適度に刺激がある調和的な関係〜
▶︎90度(スクエア) 〜異質同士の交じり合えない関係〜
▶︎120度(トライン) 〜内輪ネタで盛り上がる仲良しの関係〜
▶︎180度(オポジション) 〜すごく好きだけど、反発もある関係〜
▶︎試練の十字架 〜グランド・クロス〜
▶︎完全調和の世界 〜グランド・トライン〜
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