
星読みカウンセラー・miraimiku 【西洋占星術の入口®︎ 】 です。
毎年、8月8日が近づくと、
(特にスピリチュアル界隈で) かなりの盛り上がりを見せる
ライオンズゲート🦁
地球 ー シリウス ー オリオンベルトが、一直線に並ぶ??
地球が、銀河の中心に来る??? ( ←これはありえません )
たぶん、私が占星術師をしていなかったら
なにも考えずに、
ウキウキ盛り上がっていたと思うのですが(笑)
占星術を知っていると
妙に、もやっとしてしまうのが 【ライオンズゲート】 です。
その由来や根拠についても
古代エジプト説や、マヤ説など、実に多くの諸説があり
私自身、いまいち腑に落ちなかったり
ズバッと爽快に言い切れないところがあるのですが
できるだけ分かりやすく
私なりに、簡単にまとめさせていただきますね。
【天文学的には】 ライオンズゲートって?
いろいろな記事を拝見した上で、言えそうなのは
天文学的には、
ライオンズゲート = シリウスのヒライアカル・ライジングの日。
なにやら難しいカタカナが出てきてしまいましたが(笑)
「ヒライアカル・ライジング」 とは、
ある天体 (星) が、太陽を伴って、東の地平線から昇る現象 のこと。
Wikipedia にも、ちゃんと載っています。
そして、
★天文学的には
<ライオンズゲート>とは
太陽とほぼ同時に (日の出とほぼ同時に)
恒星シリウスが
東の地平線から昇る期間 のこと
※日の出の直前に、恒星シリウスが輝く期間のこと
※7月下旬〜8月中旬頃
この現象は、 太陽が獅子座にある時に起こる現象 なので
<ライオンズ・ゲート> と呼ばれるようになったのでしょう。
ただし、古代エジプト期だと、
シリウスのヒライアカル・ライジングは
太陽が蟹座にある時だった と言われていまして
このあたりが、うーむ・・・という感じなのですが。
それなら、<シリウス・ゲート> のほうが
しっくり来るような。。。
話を、<現代>に戻しまして。
恒星シリウスが、獅子座の太陽と、
ほぼ同時に東の地平線から昇る期間 は
8月8日に限定されず、前後で一定期間あります。
その一定期間を <ライオンズゲートが開く期間>
とするようですが
( 7月26日頃〜8月12日頃 )
いろいろな記事を見ていると
<ライオンズゲート=8月8日> だと、
日付を限定している記述が多い点は、???です。
ゾロ目のほうがいいし、
数秘術で言えば 「8」 は、
無限大・末広がり・豊かさ・繁栄・栄光 を
あらわすものなので
縁起的に <8月8日> と限定しているのかもしれません。

シリウス(Sirius)は、
おおいぬ座で最も明るい星で、
太陽を除けば、全天で最も明るい恒星 です。
(地球上からも見えます)
オリオン座のベテルギウス、こいぬ座のプロキオンともに
<冬の大三角> を形成する星です。
古代エジプトでは
シリウスは、【豊穣の女神・ソプデト】 として
信仰されていました。
シリウスは、
名誉・栄光・繁栄・成功・
「大いなるものに委ねる」 ことを
意味します。
また、<全宇宙のポータル> とも言われていて、
シリウスを通して、
全宇宙の高次エネルギーが地球に注ぎ込まれる とか。
(現代の)天文学的にいう、ライオンズゲート
=獅子座の太陽とシリウスが、
ほぼ同時に東の地平線から昇る期間は、
最も強い太陽(獅子座の太陽) に
シリウスのエネルギー(太陽系を超えた外宇宙のエネルギー) が
注ぎ込まれるという解釈ができ、
目覚め、覚醒、大変容、大転機・・・
<人生がガラリと変わるような大変化> や
<人智を超越した力> に導かれるような体験をしやすい時、
だと言えるでしょう。
また、このタイミングで起きた大変化は
なにかしらの収穫(繁栄・豊かさ) をもたらすことになる、
とも言えます。
敏感な人は、
身体的・肉体的にも、影響をうけるかもしれませんね。
(めまい・動悸・眠気・頭痛・風邪のような症状など)
★天文学的には
<ライオンズゲート>とは
太陽とほぼ同時に (日の出とほぼ同時に)
恒星シリウスが
東の地平線から昇る期間 のこと
※日の出の直前に、恒星シリウスが輝く期間のこと
※7月下旬〜8月中旬頃
→最も強い太陽(獅子座の太陽)に
シリウスのエネルギー(太陽系を超えた外宇宙のエネルギー)が
注ぎ込まれる
→目覚め・覚醒・大変容・大転機
→人生がガラリと変わるような大変化
<人智を超越した力>に導かれるような体験
→あまりの大きなエネルギーに
体調を崩してしまう人も
【西洋占星術的には】 ライオンズゲートって?
ルネーション占星術およびサビアン占星術の唱導者である、
占星術師のディーン・ルディア氏(Dane Rudhyar)の著書の中に、
以下のような記述があります。
通常の黄道帯では
牡牛座15度、獅子座15度、蠍座15度、水瓶座15度のポイントは
アバターが降下する4つのゲー ト(the Four Gates of Avataric Descent)と呼ばれました。
「アバター」と は、古代用語で言うと、 「宇宙のエネルギーの具現化」 という意味になります。
これらの4つのゲートは、
牡牛、獅子、鷲、天使という4つのシンボリックな生き物によって象徴されます。
それぞれのゲートは、特定のダイナミックなリリースが起きるところであり、
特定のパワーの光線が差し込む入口になります。
つまり、「イニシエーション」のパワーがリリースされるところです。
★牡牛座のゲート=ブルズゲート (Bull's Gate)
★獅子座のゲート=ライオンズゲート (Lion's Gate)
★蠍座のゲート=イーグルズゲート (Eagle's Gate)
★水瓶座のゲート=エンジェルズゲート (Angel's Gate)
1年のサイクルの中で、
この 「アバター」 ポイントが起きる=ゲートが開くのは
5月6日、8月8日、11月8日、2月5日 になります。
この時期に、春分・秋分、夏至・冬至で集まってきたエネルギーが現実化し、
有効なものになります。
ルディア氏は、
8月8日=獅子座15度=獅子座のゲートだとしていますが
【立秋】=太陽が獅子座15度になる瞬間 ですので
西洋占星術的には
【立秋】=ライオンズゲート(太陽獅子座15度)
だと言えるのではないかと思います。
二至二分・四立・八節 (二至二分+四立) については
以下の通りです。

◆春分=太陽が 牡羊座 に入る日=ASC(1ハウスの起点)
↓
◆夏至=太陽が 蟹座 に入る日=IC(4ハウスの起点)
↓
◆秋分=太陽が 天秤座 に入る日=DSC(7ハウスの起点)
↓
◆冬至=太陽が 山羊座 に入る日=MC(10ハウスの起点)

◆立春=太陽が 水瓶座15度 (2月4日頃)
↓
◆立夏=太陽が 牡牛座15度 (5月6日頃)
↓
◆立秋=太陽が 獅子座15度 (8月8日頃)
↓
◆立冬=太陽が 蠍座15度 (11月8日頃)

◆立春=太陽が 水瓶座15度 (2月4日頃)
↓
◆春分=太陽が 牡羊座 に入る日(3月21日頃)
↓
◆立夏=太陽が 牡牛座15度 (5月6日頃)
↓
◆夏至=太陽が 蟹座 に入る日(6月21日頃)
↓
◆立秋=太陽が 獅子座15度 (8月8日頃)
↓
◆秋分=太陽が 天秤座 に入る日 (9月23日頃)
↓
◆立冬=太陽が 蠍座15度 (11月8日頃)
↓
◆冬至=太陽が 山羊座 に入る日 (12月22日頃)
西洋占星術では
15度は、そのサインの ピーク (頂点=限界点) に
なりますが
ルディア氏の記述にもあった通り、 特に、
不動サイン(牡牛座・獅子座・蠍座・水瓶座)の15度 は
現実化・具現化のパワーが最大になる
という観点から、特別視されています。
春分で始まったものが、立夏で具現化する
夏至で始まったものが、立秋で具現化する
秋分で始まったものが、立冬で具現化する
冬至で始まったものが、立春で具現化する
◆立春(水瓶座15度) = エンジェルズゲート (2月4日頃)
↓
◆立夏(牡牛座15度) = ブルズゲート (5月6日頃)
↓
◆立秋(獅子座15度) = ライオンズゲート (8月8日頃)
↓
◆立冬(蠍座15度) = イーグルズゲート (11月8日頃)
結局のところ (個人的には)

「ライオンズゲートの日」 とは
シリウスのヒライアカル・ライジングの日なのか?
太陽が獅子座15度になる瞬間(立秋)なのか?
シリウスのヒライアカル・ライジング+太陽獅子座15度の日なのか?
なにをもって 「ライオンズゲート当日」 とするのか
いまいちズバッと爽快に言い切れない、
モゴモゴしてしまう部分はあるのですが
個人的には、
獅子座の太陽+シリウスが、ともに上昇する期間・・・
7月下旬〜8月中旬は、やはり、
人智を超えた高次的エネルギーが地球に降り注ぐのだろう
という感じで、フワッと捉えております。
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