このブログを立ち上げて3ケ月。
この3ケ月の中でもいろいろなことがありましたが、
昨日、山で遭難しかけました。
真っ暗闇の中、とにかく方角がまったくわからない。
山で遭難するということはこういうことなのかと思いました。
浮かれモードの連休シーズン、行楽地で多発する事故災難は、こういうことなのだと思いました。
携帯は圏外で繋がらない。
真っ暗闇の中、かろうじてのiPhoneの光で照らす急な山道(岩道)。
体力はあっても激痛でどうにもこうにも動かない足。
足場の悪い中、一歩進むたびに激痛でグラつき、おぼつかない足。
グラつきながら、一歩踏み外せば闇の底に転げ落ちて死ぬかもしれないという恐怖。
仲間に迷惑をかけてしまっている申し訳なさ、情けなさ、悔しさ。
健康に平和に暮らしていた日々への感謝。
過ぎてしまえばまた【日常】が当たり前になるのでしょう。
でも、大袈裟ではなく、昨夜の数時間=正確に言えば3時間は、生死を考えました。
その3時間は、長くて長くて。
それなりに長い人生を生きてきて、だいぶいい年齢ですが、
激痛と恐怖と自己嫌悪で、こらえきれずに嗚咽がもれました。
昨夜から今日にかけて、さまざまなことを考え、反省しきりです。
日常と変わらないテンションで、またブログの更新を進めていくことも考えましたが、
何もなかったかのように、まったく触れないのも居心地が悪く。
かといって詳細な経緯までを書く気力が今はなく。
詳細な経緯をまとめる気力がない中で、ひとつ言えることは、
山を、自然を舐めてはいけないということ。
舐めているつもりはまったくなかったのですが、実際問題、舐めていました。
自然の前では人間は無力だということを、思い知らされました。
人間と向き合いつづけること=【人間学】を最大のテーマに据え置き、
これまでいろいろなことを考えてきたつもりですが、あっけなかった。
自然を前にして、自分という人間はあまりにも無力でした。
“謙虚なつもり”でいただけで、どこかに“傲り”がありました。
自然から多くのことを学びました。
これは【自戒】を込めての記事です。
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