◆10天体=[誰が]役者・機能
◆12サイン(星座)=[どのように]役柄・性質
◆12ハウス=[どこで]舞台・分野
◆アスペクト=[どうなる]結果の傾向
◆12サイン(星座)=[どのように]役柄・性質
◆12ハウス=[どこで]舞台・分野
◆アスペクト=[どうなる]結果の傾向
12サイン(星座)について
占星術では、天空の太陽の通り道(黄道)を、12個の領域=12サイン(星座)に分割しています。
12サインのどこに、どの天体が位置するかを読み取っていくことになります。
10天体の中の「月」が天秤座のサインに位置すれば、「月星座は天秤座」となりますね。
ちなみにこの12サイン(星座)は、《一人の人間が成長するプロセス》になぞらえて説明していくことができます。
たとえば、一番最初の牡羊座を、オギャー!と生まれたばかりの“赤ちゃん”だとします。
生まれたばかりなので、「とにかくやってみる!」。
初めてのチャレンジを繰り返しながら、次の牡牛座に変化し、
今度は「五感を使ってじっくり味わう」ようになります。
そして次の双子座に変化し、今度は世の中全体に視野を広げます。
「たくさんの情報を掴み、知識を増やす」ことに奔走しながら、
やがて蟹座に変化し、「家族(仲間)を形成する」。
・・・こういった感じです。
おおまかに言うと、前半(牡羊座〜乙女座)と後半(天秤座〜魚座)で分けて説明できたりしますが、
それはまた別の記事で書こうと思います。
この記事では、12サイン(12星座)の分類方法を紹介します。
12サイン(星座)のそれぞれの特質の、どこに視点を置くかで、いくつかの分類方法と分け方があります。
二極(男性星座/女性星座)
男性的か女性的かということで、こちらは分かりやすいと思います。
《エネルギーが外に向かうか、内側に向かうか》
◆男性星座(奇数サイン)
牡羊座/双子座/獅子座/天秤座/射手座/水瓶座
→宇宙が膨張するように、外界に向かって積極的に自ら働きかける(外向性)
→外側に向かうエネルギー。外交的/攻め/アウトプット/プレイヤー向き
◆女性星座(偶数サイン)
牡牛座/蟹座/乙女座/蠍座/山羊座/魚座
→宇宙が収縮するように、受身的な反応によつて対象物を抱え込む内向き(内向性)
→内側に向かうエネルギー。内交的/守り/インプット/マネジメント向き
三区分(活動宮/不動宮/柔軟宮)
主に行動形態に特化した3分類です。
◆活動宮
牡羊座/蟹座/天秤座/山羊座
スタート。自発的に自ら動く。動きながら考える。有言実行。
「新規開拓」のほうが得意。言い出しっぺ。立ち上げ人。
・牡羊座は個人で活動
・蟹座はグループで活動
・天秤座は社交で活動
・山羊座は社会で活動
◆不動宮
牡牛座/獅子座/蠍座/水瓶座
受身。自分からは動かないで相手を動かす。動く前に考える。不言実行。
「維持継続」にこだわる。ブレない。頑固。保守。
・牡牛座は物質を保守
・獅子座は自己実現を保守
・蠍座は信念を保守
・水瓶座は価値観を保守
◆柔軟宮
双子座/乙女座/射手座/魚座
臨機応変。変幻自在。柔軟な適応力。状況に応じて我が身を変化できる
活動型と不動型の間の調整役(円滑油)になるが、優柔不断になりやすい。
・双子座は情報に柔軟
・乙女座は仕事に柔軟
・射手座は思想に柔軟
・魚座は人情に柔軟
12サインは、活動宮→不動宮→柔軟宮のサイクルを4周します。
◆活動宮で、外の世界に飛び出し、創り上げたものを
↓
◆不動宮で、内の世界に含んで定着させ
↓
◆柔軟宮で、他者との関わり合いの中で(他者への還元・他者からの吸収で)変化させる
・・・という考え方から、創造→定着(維持)→変化(破壊)という捉え方でもできます。
四元素(火/地/風/水)
価値観に特化した分類で、火、地、風、水の四元素(エレメンツ)に分けられます。
◆火星座=【直感型】【上昇する性質】
牡羊座/獅子座/射手座
【価値観:情熱=精神】
炎が上に向かって燃え盛るように、上へ上へ上昇していく性質。
理想主義で、成長意欲・向上心が強い。エネルギッシュ。
頭に血が昇りやすい。興奮・熱狂・感動。体育会系。ノリが良い。盛り上げ上手。
<弱点>
客観的に現実を直視したり、振り返って整理することが苦手。
ルーティン的なマンネリに弱く、目的ややりがいがないと意気消沈してしまう。
◆地星座=【感覚型】【着地する性質】
牡牛座/乙女座/山羊座
【価値観:現実=肉体】
地に足をつけよう、着地しようとする性質。
現実主義で、確実性・安定性・保証・約束・対価を求める。
カタチあるものを信じる。自分の五感で確認しながら進める。
責任感・信頼感。安定性・確実性。
<弱点>
口約束を嫌い、シビアに対価を求める打算的な節があり、うつろう人の気持ちには疎い。
堅苦しく、夢や感動(ムード)に欠けるところがある。
◆風星座=【思考型】【拡散する性質】
双子座/天秤座/水瓶座
【価値観:知性=知識】
空を舞う風のように自由に動き、あらゆる情報や知識を仕入れ、
周囲に拡散する(伝え広める)性質。
知的好奇心。なんでも調べる。情報通・雑学王。頭の回転が早い。
分析・批評・比較。自由・変化。
<弱点>
知ること・考えること・伝えることが生きがいなために、現実や人情には疎い。
客観的な評論家気質なため、場をしらけさせてしまったり、
冷たく淡々とした印象を与えてしまう場合がある。
◆水星座=【感情型】【吸収する性質】
蟹座/蠍座/魚座
【価値観:感情=情緒】
スポンジが水を吸収するように、その場の雰囲気や相手の感情を吸収し、
一体化する性質。強い共感性。
カタチのないものを信じる。信念・信仰心。
感情的・感傷的・情緒的。気分屋。気遣い・思いやり。
<弱点>
気分で動くため、抽象的であいまい。現実を直視すること、具体的・論理的に説明することが苦手。
水のように流されやすく、良くも悪くも他者から影響を受けやすい。
ちなみに。最近では血液型も四区分に分けられたりします。
星座+血液型で組み合わせてみると面白いです。
火・・・B型
地・・・A型
風・・・AB型
水・・・O型
例えば、牡羊座O型なら火+水。魚座AB型なら水+風。
12星座×4血液型で、48パターンもできます。
<関連記事>
▶︎占星術とは(1)ホロスコープについて
▶︎占星術とは(2)10天体について
▶︎占星術とは(3)12サイン(星座)について
▶︎占星術とは(4)12ハウスについて
▶︎占星術とは(5)アスペクトについて
▶︎占星術とは(6)何通りの人格パターンがあるか
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