【2016冬至】来シーズンに向けての「準備期間」へ。ひとまず、乾杯!



miraimikuです。


例年どおり、師走の慌ただしさに見事に飲み込まれてしまっております・・・

本当に、あっという間!!

いよいよ、2016年も残り僅かとなりました。



12月21日(水)19時45分、射手座に別れを告げて、太陽が山羊座に入宮

ここから翌年1月20日までの約1ヶ月、太陽は、山羊座の位置から私たちを照らします



二十四節気(にじゅうしせっき)で言うと、

「太陽が山羊座に入宮する日=山羊座0度になる瞬間」【冬至】に当たります。

冬至は「一年で最も昼が短く、夜が長い日」

一年で最も昼が長い日(夏至)と比べると、日照時間(太陽が出ている時間)は5時間ほど差があるそう。

この冬至を境に、昼の時間が少しずつ長くなっていき、太陽の光も力強さを取り戻していくため

冬至は【太陽が新しく生まれ変わる日】と言われています。

世界各地で、冬至=「太陽の再生」を祝うお祭りが催されていますが、

クリスマスも、冬至のお祝いが原点だったそうです。


20161221-1.jpg



「春分・夏至・秋分・冬至」で、大テーマが切り替わる


季節の変わり目である春分・夏至・秋分・冬至は、

西洋占星術ではASC・IC・DSC・MCに当たります。

この4点はまとめてアングルと呼ばれ、ホロスコープにおいて 極めて重要な観点 になります。


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◆春分=太陽が牡羊座に入る日=ASC(1ハウスの起点)
   ↓
◆夏至=太陽が蟹座 に入る日=IC(4ハウスの起点)
   ↓
◆秋分=太陽が天秤座に入る日=DSC(7ハウスの起点)
   ↓
◆冬至=太陽が山羊座に入る日=MC(10ハウスの起点)





牡羊座蟹座天秤座山羊座も、すべて活動宮のサインです。

活動宮のサインの性質は「スタートする」「始める」「自ら動く自発性」ですから、

季節の始まりである春分・夏至・秋分・冬至に対応しているのもうなづけます。

そして春分(牡羊座)、夏至(蟹座)、秋分(天秤座)、冬至(山羊座)の4つのポイントで、

季節が切り替わるのと同時に、私たちのエネルギー(テーマ)も大きく切り替わります。

かなり掻い摘んで書くと、それぞれのテーマは次のとおりです。


<12星座の前半=個人能力の育成と完成>

star.gif:春分(牡羊座)=新しい一年がスタート!

太陽が牡羊座に入る日。
西洋占星術での「新年」に当たり、ここから新しい一年がスタートします。
牡羊座・牡牛座・双子座までは「自分自身」がテーマ。個人能力の開発期間に当たります。



star.gif:夏至(蟹座)=熟成期(育成期)

太陽が蟹座に入る日。
蟹座・獅子座・乙女座までは「自分と家族/仲間」「身近な集団性」がテーマ。
身近な人との関わり合いを通じて、愛情・情緒性・共感性・自己表現力・自己管理能力を育んでいきます。
乙女座で個人能力の完成





<12星座の後半=社会性の育成と完成>

star.gif:秋分(天秤座)=収穫期(デビュー)

太陽が天秤座に入る日。
天秤座・蠍座・射手座までは「自分と相手」「自己理解/他者理解」がテーマ。
社会に出て行き、様々な人たちとの交流を通じて、社会的人格を形成し、人間理解を深めていきます。



star.gif:冬至(山羊座)=完成期(到達点)

太陽が山羊座に入る日。
山羊座・水瓶座・魚座までは「自分と社会」「社会的集団性」がテーマ。
社会人としての完成と自己実現
そして社会からの卒業と再生






冬至からの3ヶ月は、来シーズンに向けての「準備期間」


冬至は、「起承転結」の「結」。
春分(起)から始まったサイクルの完成点・到達点・終着点。
次の春分(起)を、現実的に意識し始めるタイミングにも当たります。



star.gif:冬至(山羊座)=完成期(到達点)

太陽が山羊座に入る日。
山羊座・水瓶座・魚座までは「自分と社会」「社会的集団性」がテーマ。
社会人としての完成と自己実現
そして社会からの卒業と再生



<冬至から春分までの3ヶ月>
◆今シーズンの自分を褒め、ねぎらい、感謝する(祝杯)
◆今シーズンの成果を、現実的に振り返る
◆来シーズンの計画を、現実的に考え始める




まずは何はともあれ、祝杯です。

「お疲れさま」と自分をねぎらうこと。

自分自身を、できたことを、褒めてあげること。

周囲に感謝すること──。



ひと息ついたら、姿勢を正して、

今シーズンの成果を現実的に振り返り、

来シーズンの計画を現実的に考え始めます。



この「現実的に」というところがポイント。

天秤座(秋分)で世の中に出て行き、

蠍座→射手座で「吸収→昇華させたもの」を

山羊座(冬至・山羊座新月)で、地上に降ろしていく=収束させていくということです。

それが、春分から始まる新しいサイクル」の【種(たね)になります。



いつものように、「ワイン」で説明すると。

◆春分(起):「私はワインを作る!」と決意。ノウハウ集めに奔走。

◆夏至(承):土地を定め、種を蒔き、丹精を込めて、ブドウを育てる。

◆秋分(転):ブドウを収穫し、選別し、絞って、瓶に詰めて、いざ「市場」へ!

◆冬至(結):売上計上。成果の振り返り。ここまでで「ワインづくり」の完成。
       来シーズンに向けての予算計上。追加・変更・削減の洗い出し。




「競馬」で喩えてもいいですね(^^)

秋分〜冬至の3ヶ月は、

愛情込めて育成・調教してきた馬を、たくさんのレースに出走させていた期間。

いわば、秋分〜冬至の3ヶ月は「勝負のとき」だったわけです。



この「勝負の3ヶ月」の中で、いろいろ見えてきたことがあるはずです。

反省点、改善点。

欠如していた部分、不要だった部分。

新しいアイデアやヒント──。

冬至からの3ヶ月は、それらを集約・整理していくとき。



「このワインは売れたから、来シーズンの看板商品にしよう。
プロモーションの予算を増やそう。
このブドウを育てる土地も拡大しよう」

「この馬は長距離のほうが強かったから、来シーズンは長距離レースだけに絞ろう。
心肺機能・持久力強化のプログラムを増やそう」




──もっと言うと、

「ワインも馬も、来シーズンはナシだわ〜」かもしれません。

まったく違うビジネスを立ち上げるのかもしれません。

いずれにしても、「来シーズン」=「春分からのサイクル」に当たります。



冬至。
今シーズンを完成させる。
今シーズンで得た「成果の種(たね)」を抽出し、
来シーズンに向けて計画・準備する。




でもとりあえず、まずは「祝杯」です(^^)

「それぞれが作ったワイン」を眺めて、味わって、

ああだこうだ言いながら、みんなで乾杯!


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