「ありがとう」 と 「ごめんなさい」 が
ちゃんと言える人であろう!!
・・・とかいう話。
うんざりするほど、さんざん聞く話だと思います。

日本人は礼儀正しい。
社会人のマナーとして刷り込まれているので、
できていない人は少ないように思います。
けれど、家族・夫婦・恋人など、
身近な関係になればなるほど、途端にできなくなる。
マナーなしの関係だからこそ、
うやむやになりやすい。
残念ながら、私自身もそうであります。
ところで、 「ありがとう」 の反対語って、
なんだと思いますか?
これ、意外と出てこない。
私も何人かに聞いてみたのですが、
正解は出てきませんでした。
「ありがとう」 と 「ごめんなさい」 がなんとなく
“セット”になっているからか、
「ありがとうの反対語・・・・? ごめんなさい??」
と答える人が多かったです。
いつか何かの記事で、<
span style="color:#FF0000">《ありがとうの反対はあたりまえ》
というようなフレーズを目にしました。
「ありがとう」 を漢字で書くと、「有難う」 「有り難し」。
「あることが難しいこと」。
「なかなかないこと」。
そこから考えて、
その反対は 「よくあること=あたりまえのこと」。
つまり、 《ありがとうの反対はあたりまえ》 だと。
なるほどなあ、と思いました。
ご飯を作ってくれる。
お茶を入れてくれる。
テレビのチャンネルを取ってくれる。
洗濯をしてくれる。
ゴミ出しをしてくれる。
車を運転してくれる。
荷物を持ってくれる。
お店を予約してくれる。
店員さんを呼んでくれる。
ご馳走してくれる。
──ありがとう。
「ありがとう」 という言葉は、
「そうか、あたりまえじゃないんだ」ということに
“気付く”ことさえできれば、
スラスラと言えるようになる言葉だと思います。
言い方は悪いですが、
言って損はない言葉というか、
言えば言うほど、
相手も自分も気持ち良くなれるプラスの言葉だから。
一方、「ごめんなさい」 という言葉は、
とっても難しい。
「ありがとう」 をきちんと言える人はたくさんいるけれど
「ごめんなさい」 をきちんと言える人は
非常に少ないような気がします。
そして
年を重ねた人ほど、謝ることができない。
──なぜか?
「ありがとう」 は、
相手を敬い、相手に感謝を述べる言葉。
“外側”に向けて発する言葉であって、
自分自身には影響がありません。
けれど
「ごめんなさい」 は、
自分の<非>を認める言葉。
“内側”、つまり自分自身に影響が出てくる言葉なのです。
だから、なかなか簡単には言えないのでしょう。
自分が悪いと頭ではわかっていても、
それを言葉に出して認めることによって、
弱みを握られてしまうような、
そのことによって何か不利不都合なことが生じてくるような・・・
防衛的な心理作用が働いてしまうのかもしれません。
「道を歩いていて酔っ払いに喧嘩を吹っかけられた」とか、
そういった稀なケースをのぞいて、
常識的な二人が喧嘩をした場合、
一方的にどちらかが悪いケースはないと
私は思っています。
大体、どちらにも言い分はあって、
どちらも間違っているわけではない。
だからこそ、
先に謝ることができるかどうか。
いつまでも仏頂面でいるのではなく、
素早く “切り替える” ことができるかどうか。
そこが “人間力” の見せどころだと思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆険悪になってしまった雰囲気を、
長引かせることなく爽やかに切り替えることができる人
◆いったん自分の言い分は捨て去り、
相手の立場になりきって自分を批判し、反省することができる人
◆反省するだけに留めず、
言葉に出して相手に謝ることができる人
【論外1】
「だから、ごめんってば!」 とキレ気味に謝る
【論外2】
「ごめんねごめんね〜〜!」 と明らかに口先だけの“U字工事”
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ありがとう(感謝を述べること)より、
ごめんなさい(自分の非を認めること)のほうが、
遥かに難しい。
《謝ることができる人》 こそ、
器の大きな人=本物の “大人” だと思います。
年配で肩書きのある人が
潔く謝っている場面に遭遇すると、
心から尊敬してしまいます。
自分も、そういう年配者になりたいものです…!
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